MIMIBUNKO
MY STORY
料理をしながら、入浴しながら、眠る前の10分。
その時間は、ずっと無色透明だと思っていた。
あるとき、一冊の本と出会った。
活字ではなく、声で。
気がつくと、テレビをつけなくなっていた。
隙間時間が、楽しみになっていた。
気に入った場面を、何度も巻き戻して聴いていた。
「ながら聴きができて便利」ではない。
それは付録に過ぎない。
本当に変わったのは、生活そのものだった。

THE BOOK THAT CHANGED EVERYTHING
本は、紙で読むもの——ずっとそう思っていた。タブレットもPCも、何度試しても頭に入らない。活字への集中力が落ちてきて、いつからか読書とは遠ざかっていた。
オーディブルを始めたのは、Amazonで買い物をしていてふと目に入ったから。「もしかしたらいいかも」という、それだけの気持ちで。最初はビジネス本を聴いていたが、勉強しているような感覚で疲れてしまう。リラックスして聴ける感じではなかった。
ある日、ランキング欄で目に止まったのが「本好きの下剋上」だった。
その日は、何かをしながら、何の期待もなく聴き始めた。最初は普通だった。ところがある瞬間――気づいたら、手が止まっていた。ただ声に聴き入っている自分がいた。
そのまま3時間。1巻が終わった。
終わった瞬間に、即2巻を再生している自分がいた。
BY MOOD
作品の名前を知らなくても、いい。
「今、こういう気分」から選ぶ聴き方を、すこしずつ増やしています。
オーディブルで泣ける小説・感動小説のおすすめ9選
オーディブルで泣ける小説・感動小説9冊。朗読者と再生時間つき。
この棚をひらく → 第2弾仕事で擦り減った心に|疲れた時に聴くオーディブルのおすすめ
頑張った日ほど、心はすり減っている。そういう夜は、励ます言葉より、静かに隣にいてくれる物語がいい。ここは、すり減った心にそっと効く一冊のための棚です。
この棚をひらく → 第3弾実家に帰りたくなるとき|ほっこりするオーディブルのおすすめ
ふいに、帰る場所のことを思う夜がある。遠くの灯りや、誰かの台所のにおい。そんな夜にそっと寄り添う一冊の棚です。
この棚をひらく → 第4弾オーディブルの寝る前におすすめ小説12選|睡眠用・眠れない夜に
オーディブルの寝る前におすすめの小説12冊と、頭が冴える作品7冊。朗読者と再生時間つき。
この棚をひらく → 第5弾ひとりの時間が好きになる|癒しのオーディブルおすすめ
ひとりは、さみしさじゃない。声と過ごす時間が、ひとりをすこし好きにしてくれる。そんな夜のための棚です。
この棚をひらく → 第6弾子どもの頃に戻りたくなるとき|青春小説のオーディブルおすすめ
なつかしさが、ふっと胸をつく夜がある。遠い日の自分に、声で会いにいく。そんな夜のための棚です。
この棚をひらく → 第7弾誰かを許したくなるとき|感動するオーディブル小説のおすすめ
ずっと抱えていたものを、すこし下ろしたくなる夜がある。声がそっと、その背を押してくれる。そんな夜のための棚です。
この棚をひらく → 第8弾頭を空っぽにして笑いたいとき|笑えるオーディブル小説・本のおすすめ
難しいことは、今夜はいい。ただ笑って、軽くなりたい。そんな夜に効く一冊の棚です。
この棚をひらく → 第9弾明日ちょっとだけ頑張りたい夜に|落ち込んだ時に聴くオーディブルのおすすめ
大きく変わらなくていい。明日、ほんの少しだけ前を向けたら。そんな夜にそっと効く棚です。
この棚をひらく → 第10弾人生を少し引いて眺めたくなるとき|人生が変わるオーディブルのおすすめ
近すぎて見えないものが、すこし引くと見えてくる。声と一緒に、人生を遠くから眺める。そんな夜のための棚です。
この棚をひらく →THE SHELF
892冊の中から、声に出会えた10冊。
好みが偏っていても、正直に並べた。

京都寺町三条のホームズ
本屋さんだったら、たぶん手に取らなかった。オーディブルだから出逢えた一冊。タイトルの「ホームズ」という言葉に惹かれて聴き始めたら、推理が思った以上に骨太で。それ以上に、この書き手に出会えたことが大きかった。この人の本は、結局すべて読んだと思う。
── 聴いた人の話を読む →
天久鷹央の推理カルテ
テレビをつけなくなった。夜のリビングで、音楽を聴くように、意識を耳に傾ける。その時間の定番になっていた一冊。下手な映画を2時間見るより、ワクワクドキドキでした。
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准教授・高槻彰良の推察
怪談や都市伝説——「これは異能の仕業だ」と思って聴いていると、実はぜんぶ人間の仕業だった、と解けていく。普通のミステリーとはひと味違う面白さ。そして何より、高槻先生がかっこいい。聴いている時間そのものが、ただ楽しい本。
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成瀬は天下を取りにいく
大好き。かしこまった話し方をする、ちょっと変わった子。誤解されやすい。でも、本当にいい子なんだと思う。天才って、いつも妬まれるのかもしれない。現実に成瀬がいるなら、本当に会いたい。芸能人にも、女性タレントにも、会いたいと思ったことは一度もない。そんな自分が、そう思った。それが全てです。
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満月珈琲店の星詠み
満月の夜にだけ現れる、不思議な珈琲店。猫のマスターが、訪れた人の星を読んで、そっと言葉をかけてくれる。1つ1つは小さな物語で、大きな事件も派手な謎もない。なのに、聴き終わるたびに、心があたたかくなっている。疲れた夜の耳に、いちばん沁みる一冊。
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虚構推理
推理というキーワードにつられて。でも、マジすごかった。アニメ化もされているけど、オーディブルで聴く方がめっちゃよかった。アニメは端折られる。耳で聴けば、じっくり全部入ってくる。
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これは経費で落ちません!
たまには大衆文芸も、と思って。人気があると書いてあって、聴いてみたら、これはこれで面白かった。ミステリーや謎解き以外で、本の面白さを教えてくれたのも、オーディブルがきっかけだと思う。
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魔導具師ダリヤはうつむかない
「うつむかない」——タイトルに惹かれた。うつむきそうになりながら、それでも前を向いて頑張っている姿が、随所に出てくる。勇気づけられる、というのとも少し違う。ちょっとしたシーンで、ジーンと来てしまう。そういう本。
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優しい死神の飼い方
大泣きした。何回も、巻き戻して。泣いてしまうシーンばかり。それでも最後は、心がめっちゃあったかくなった。この本に出合えてよかった、と心からそう思えた。そういうシリーズ。
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サーチライトと誘蛾灯
めっちゃ素敵な謎解き。バラバラだった点が、最後にすっと一本につながる。その切れ味が気持ちよくて、もう一度聴き直したくなる。解けるあの瞬間を、巻き戻してもう一度——耳で聴いているからこそ味わえる楽しみだと思う。
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Answerが毎日一冊ずつ聴いて書いています。本棚は、これからも伸びていきます。
LISTEN & MOVE別館:からだを動かす人の、耳の時間。 →ゴルフ・マラソンの本と番組はこちら
892冊聴いてきた。
5本に1本は、途中でやめた。
それでも残った声がある。
だから、これだけを並べた。
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